日常のこと

あまりいいことではないけれど、考え事しながら下向いてぼーっと歩いてても、学校と寮の間くらいはするっとたどりつくことができるようにはなった。

治安がいいって、精神衛生上よいことですね。
それでもずっとうっすら警戒してるので疲れるけどね。

町を歩いていて気付くのは、犬を連れているひとが多いこと、歩きタバコがふつうであること。

犬を飼ってる人口、日本と比べたらどうなんだろう?ほんとに多いのか、目につくことが多いだけなのか…。犬に対して寛容なのか、どこでも連れて歩いてる感じがする。お店のなかにも入れてたり、今日はエスカレーターのぼってるところを見かけたり。

喫煙者も日本より多いような…おばちゃんやお姉さんもスパスパ吸ってる印象。室内で吸えない分、みんな外で歩きタバコしてるので、多く見えるだけかな。

日本とは、うち/そとの意識が全然ちがうんだろうな~と思って今はなんとなく見ています。(そのうちもうちょっとわかってくるかな)

こういう日本とのちがい、気付いたらそのたびに心にとめて考えておくことが大事だと、日本人の先生から教わった。

授業を受けていて、ヨーロッパから来ている留学生は、そんなにたくさん勉強してきたわけでなくとも、イタリア語でそれなりに話せているように感じていた。
わたしはそれが、結局イタリア語と似た言語、アルファベットを使って表記する言語が母国語であるからだろうと思っていた。
そんなことを先生に話してみたら、どうやら
・自分の考えを口頭で述べる訓練というものを、日本ではあまりしない一方で、ヨーロッパでは当たり前になされている。たとえば学校の試験は口頭試験がふつうであったり。
・そのため日本人はイタリア語の出来云々という以前に、話をすることへの慣れみたいなものが足りていない。ヨーロッパ人はそれに慣れているので、言語がかわっても話すことはある程度できてしまう。
という部分があるらしい。

結構これに納得した、というかわたしが留学する前に自分に足りないと思っていた部分はまさにこれだった。(留学、今してみてほんとにつらいけど、選択は間違っていなかったなと少し救われたような)
だから、普段から自分のなかで色んなトピックについて考えておけば、話すことも容易になる、と。
ごく当たり前のことなんだけど、もっと自覚的にやっていかないとな~と思いました。

ということで、とりあえず考えたことを書いてまとめてみた。