ほろ酔いでおいしい話

お酒を飲んで気分がいいのでおいしいものの話をするね!!
(ちなみにひとりで部屋飲みです)
(日本酒飲みきったので明日は赤ワインあけます)

シエナでいちばんわたしを幸せにしてくれるのはまちがいなく、BUTIのcaramellatiniです!!
このcaramellatiniというのはカスタードクリームをパイ生地ではさんだだけのお菓子なんですが、なんだか安心する美味しさなんですよね~~
わたしたち日本人にとって外国で食べる洋菓子って甘すぎると感じることが多々あると思うんですが、ここのはそんなことがなくて、決して派手なお菓子ではないけどとてもおいしいんですよ~日本人が好きな味だと思います。シンプルだけど意外と日本じゃ食べられなさそうなお菓子でもある。
何故ここのお店のこのお菓子を知ったかというと、シエナ出身の大学の先生が授業中に美味しいよという話をしていたからなんですねえ。やっぱり大事なのは地元民の声!!あの先生にまた習いたいなあ。
ここのお店の問題は、大学近くにあるんですが、わたしの授業が終わった頃には昼休みに入っていて閉まっているということですね。つまりここのお店で買い物をするには、大学まで家から行くには片道30分近くかかるので、その距離を1日2往復することになるんですねえ~~。なかなかこれはめんどうで、だからわたしにとっては希少なおやつとなっています。たまによし行くぞ!と思って気合い入れて買いに行くようなものです。わたしにとってはそれに値するのです!
クリスマスの頃になったらパネットーネとかつくって売るのかな。パンフォルテはいつもあるみたいだけど、今度買ってみようかな。

お気に入りのバールは家の近くにある"ナポリ風"バールです。頼んだカフェと共にお水を出す、というのはナポリ流だそうで、なんとなく親近感を覚えてたまに行きます。(お水はカフェ飲む前に、味がよく分かるようにという意味でいただくんですって)
そんなに元々コーヒーの類いが好きな方でもないんですが、さすがにこっちにいると、友達ととりあえずバール入ってカフェ飲むか、ということになるので、そこそこの頻度では飲んでいます。安いしね。
わたしがよく頼むのはラテ・マッキアートです。泡状にした牛乳(で合ってるかな)とエスプレッソが9:1くらいのものです。これくらいがわたしにはちょうどよくて、気に入ってよく飲んでます。

そしてそして、前にここで書きましたデザートワイン、ヴィンサントですが、ちょこちょこ飲んでたらあっという間に1本消費してしまいました。もう食後にこれがないと物足りなくて。明日新しいの買おうと思ってます。
識者にきいたところ、さほど今のひとたちにとっては生活に根付いたものというわけでもないらしい。もったいない。自分の家でつくって常備しているというような家はもはや多くはないようです。
ふつうの食事中に飲むワインと、リモンチェッロとかアマレットみたいな食後酒の間に位置するものかと思っていて、なんかその微妙な立ち位置、日本人にはあまりぴんとくるものではないんだけど、わたしは気になっていて、もうちょっとよく知りたい感じです。
ビスケットを浸して食べながら飲む…みたいなのはマーケット戦略みたいなとこあるらしくて、わたしはそれも気に入っていたのでちょっとがっかりしましたが。でも実際いいよね?ごはんのあとにちょっと甘いお酒と軽いおやつ食べるのって?

以上シエナのおいしいもの情報でした。
おいしいレストランはなんだかみつけるのがむずかしいようです、が、隙をみて開拓していきます。