日本人といることについて

避けては通れない問題ですねこれは

今日イタリア人の友人に、みんな日本語話しすぎだみたいなことを言われた。わたしたちが日本に留学してたときはイタリア語なんて使いたくもなかったと。
返す言葉もない。
いやこのへんについては言われるまでもなくどうするべきかずっと考えていたんだけど。外から見て、というか経験者に言われると、何も言えない。

でもここで一旦弁明すると。
日本語のことはおいといて、しばしば留学の際に話題に上がる"日本人同士でつるむこと"の是非について考えてみる。
留学してみて、日本人と一緒にいることが必ずしも悪いことかというと、それは疑問に思う。
まったくのひとりぼっちでいたらあらゆる場面で詰んでただろうし(まあそれも経験しろよって言われたらおしまいなんだけど)、気持ちが安定するのなら、勉強に前向きに取り組めるのなら、それはそれであっていいことなんじゃないかなと。
(でもこのへんは英語しゃべれるひととは意見分かれそうだな~。何かあったら英語で通じあえるから大丈夫って思えるのはうらやましい、わたしはほんとに英語じゃ無理なので。イタリア語と大差ないというか今は何も英語出てこないわ)
それにこんなこと言うとひとに怒られそうだけど、わたしの本音としては、語学上達のためだけに留学してるのではなく…。イタリアの、あるいはヨーロッパの、ありとあらゆる知らないことを知りたいわけで。
色んな経験を積みたいと考えたときに、ひとりでできることなんて限られている。現に、交換留学のプログラムを使って複数人で来ているからできたことは多々あって、あるいは日本人同士のツテがあったから経験させてもらえたこともあって。
そのへんをあえてばっさり切り捨てることって必要かな?とわたくしなどは思うわけです。
文化を知らなきゃ語学も意味ない。長くこっちにいられるならひとりでも自然と経験していくんだろうけど、わたしたちには時間がない。10ヶ月を有意義に過ごすには、ある程度"無理矢理に"経験していくしかない。

で、実際、日本人といたらそりゃあ日本語話すんだわ………。そこは許してほしい、結局問題は頻度ってことだ~~
わかってるわかってる、そろそろ状況に甘えずストイックに勉強していかなきゃだめなんだよね。
自分をかわいがりすぎたわ。自分は逃げたとのちに後悔したくないからもっと気を引き締めよう。そのためにも日本人とはうまく距離をとろう。うまく。
色んな考えのひといると思うけど、わたしはクラスの外国人といるよりイタリア人といたほうがいいなと思うしたのしいので、そういう感じでがんばるぞ~~